


| 開花期 | 2月下旬〜4月上旬 |
| 植え付け | 5月〜7月 |
| 肥料 | 2月 |
| 剪定 | 1月〜2月、4月〜7月 |
剪定方法オガタマノキはモクレン科モクレン属の常緑高木です。天照大神が天岩戸に隠れた際、天鈿女命がオガタマノキの枝を持ち舞を披露したという歴史深い樹木で、京都の白峯神社には樹齢800年を超えるオガタマノキが植栽されています。
2月下旬から4月上旬にかけて白い小さな花を咲かせますが、樹高が高いため気付かないことも。花後には実がなります。
樹高は10メートル〜15メートルほど、自生するものは25メートルになることもあることから、自分で剪定するのは難しいことも。
比較的樹形が整いやすいため、剪定はあまり必要ありません。しかし、風通しが悪くなったり奥まで日光が当たらなかったりすると、病気や害虫の被害が発生するリスクが高まるため、定期的に間引き剪定を行いましょう。
剪定時期オガタマノキの剪定は、花後〜初夏にあたる4月〜7月に行います。強剪定をするなら、休眠期の2月まで。2月を過ぎると花芽が出始めるため、剪定は控えましょう。
2月〜3月および8月〜12月ごろは剪定を避けてください。どうしてもという場合でも、不要な枝を間引く程度にしておきましょう。
植え付け用土・環境オガタマノキは、本州の千葉より西、四国、九州、南西諸島から台湾に分布しています。温暖な気候を好み、日本の気候に向いています。
日当たりがよく明るい場所を好み、寒さはやや苦手です。半日陰でも育ちますが、花付が悪くなるためできるだけ明るい場所がよいでしょう。
東北南部くらいまでなら育ちますが、冬の冷たい風が当たる場所では枯れてしまうリスクが高まります。
乾燥は苦手で、湿り気のあるやや粘土質の肥沃な用土を好みます。腐葉土や堆肥を混ぜ、保水性と通気性を高めておくとよいでしょう。
おすすめは酸性の土壌です。pH5.5〜6.5の用土を好むため、土壌がアルカリ寄りなら泥炭や鹿沼土を追加して酸度を高めるとよいでしょう。
日本の土壌は基本的に酸性寄りなので、一般的な庭植えであればそれほどこだわる必要はありません。ただし、乾燥する場所、冷たい風が当たる場所は避けてください。
植え付け時期オガタマノキの植え付けは、5月〜7月が適しています。根が弱く傷つきやすいため慎重に植え付けましょう。オガタマノキは基本的に根付きが悪いため、根鉢を崩さないようにしてください。
植えつけたら、水を与えます。うまく根付いたあとは降雨のみで問題ありませんが、夏は表土が渇いたタイミングでたっぷり水を与えてください。乾燥を嫌うため、とくに夏の水切れには注意が必要です。
肥料は、1月〜2月に寒肥として緩効性化成肥料や固形の油かすを与えます。オガタマノキの生長を促してくれます。
また、育成シーズンに大雨が降ったら、軽い肥料を施し土に栄養を戻してあげるとよいでしょう。
かかりやすい病害虫オガタマノキの植え付けは、5月〜7月が適しています。根が弱く傷つきやすいため慎重に植え付けましょう。オガタマノキは基本的に根付きが悪いため、根鉢を崩さないようにしてください。
植えつけたら、水を与えます。うまく根付いたあとは降雨のみで問題ありませんが、夏は表土が渇いたタイミングでたっぷり水を与えてください。乾燥を嫌うため、とくに夏の水切れには注意が必要です。
肥料は、1月〜2月に寒肥として緩効性化成肥料や固形の油かすを与えます。オガタマノキの生長を促してくれます。
また、育成シーズンに大雨が降ったら、軽い肥料を施し土に栄養を戻してあげるとよいでしょう。


オガタマノキの剪定時期は?コツや失敗しない方法をご紹介
そのため、オガタマノキの定期的な剪定が必要です。この章ではオガタマノキの剪定に適した時期やコツ、失敗しない方法を紹介します。

オガタマノキの剪定の時期

ただし、2月を過ぎたら花芽ができるため、間違って切ってしまうことがないように剪定は避けましょう。
オガタマノキの剪定の適期・可能期
枯れた枝や弱った枝、病気の枝を取り除き、混みあっている部分を間引きましょう。風通しがよくなり日当たりも改善されるため、病害虫を予防するとともに成長を促します。
必要に応じ強めの剪定を行うなら、オガタマノキの休眠期である1月〜2月にします。この時期は樹木への負担が少なく、回復も早いでしょう。
ただし、2月を過ぎたら花芽が出てきます。誤って切ってしまうことを防ぐためにも、2月以降の剪定は避けてください。
オガタマノキの剪定時期アドバイス!オガタマノキの休眠期は気温が低くなる12月ごろから2月です。この時期は剪定によるダメージを減らせるため剪定に向いていますが、極寒期は控えます。
また、8月〜12月の生育期、花芽が成長する3月の剪定は、オガタマノキへの負担が大きいため避けてください。
どの時期であっても、強く切りすぎるとオガタマノキが弱ってしまうことがあります。剪定量は全体の3割程度にとどめるようにしてください。


【図解あり】オガタマノキの剪定方法
しかし、まったく剪定をせずにいると、枝が混みあって重なり合うことで風通しや日当たりが悪くなります。また、害虫が発生しやすい状況を作り、病気に罹りやすくなることも。
そのため枯れ枝や弱った枝、混みあった枝を中心に、不要な枝を取り除く間引き剪定(透かし剪定)をします。
枝分かれしている根元からすっきりと切り落としてください。真上にまっすぐ長く伸びて樹形を乱すような徒長枝は、オガタマノキの養分を奪います。徒長枝も根元からすっぱり切り落としましょう。
ただし、あまり強く切りすぎるのはNG。剪定量は多くても全体の3割程度に抑えるのが鉄則です。
オガタマノキの剪定に必要な道具まとめ

剪定道具にはそれぞれ役割があり、切る枝の太さや作業内容に応じて使い分けることが大切です。また、どの道具も刃物であるため、使用する際は安全に十分注意しながら作業しましょう。
ここからは、オガタマノキの剪定に必要な道具を一つずつ紹介していきます。
剪定用のノコギリ

剪定用ノコギリは木工用ノコギリと比べて刃が細く、生きた枝を切りやすいように刃の目が粗く作られているのが特徴です。そのため、木に余計な負担をかけずにスムーズに切断できます。
剪定用ノコギリにはさまざまなサイズがありますが、一般的に使いやすいのは刃の長さが20〜30cmほどのものです。このサイズであれば扱いやすく、庭木の剪定にも適しています。
剪定バサミ

剪定バサミには大きく分けて「バイパス式」と「アンビル式」の2種類があります。バイパス式は上下2枚の刃が交差して枝を切る仕組みで、切り口がきれいになりやすく、生きている枝の剪定に適しています。一方、アンビル式は下刃が受け皿のような形になっており、上刃で押し切る構造のため、硬い枝や枯れた枝の剪定に向いています。
また、剪定バサミにはさまざまなサイズがあるため、手の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。自分の手に合う剪定バサミを使うことで、作業がしやすくなり、疲れにくくなります。
剪定用の手袋・軍手

特に、手のひら部分が樹脂コーティングされている手袋は道具が滑りにくく、しっかりと握れるため安全に作業しやすいのが特徴です。剪定作業を安心して行うためにも、作業用手袋を着用してから取り組むことが大切です。
傷口癒合剤

オガタマノキの剪定でよく使われる癒合剤としては、トップジンMペーストやカルスメイトなどがおすすめです。これらを使用することで、切り口を保護し、木の回復を助ける効果が期待できます。
脚立(三脚)

脚立は三脚タイプを使用します。三脚はでこぼこした不整地でも安定しやすいのが特徴。選ぶなら、軽量でそれぞれの足が伸縮するタイプにしましょう。傾斜地でも使用しやすいです。
狭い場所や茂みの奥にも設置しやすいため、枝葉により深くアプローチできるのも三脚のメリットです。
使用に際しては、転倒や転落に十分注意してください。そのため、下記の注意事項を守りましょう。
⚫︎安定した地面に設置する
⚫︎天板の上に乗らない、またがらない
⚫︎安全ロックがかかっていることを確認する
⚫︎体を大きく乗り出さない
⚫︎ヘルメットを着用する
⚫︎安全帯を使用する
そのほか、脚立に書かれている注意事項や説明書をしっかり読んで、ルールを守って使用してください。
脚立(アウトリガー付き)

しっかりした安定感があるため、脚立を使い慣れていない人も安全に昇降でき、作業がスムーズに進むでしょう。
角度や伸縮を自在に調整できるものが多く、片側を折りたたむと樹木にぴったり寄せることもできるため、より丁寧な剪定ができます。
用途に合った高さを選ぶことも重要なポイント。樹高が2.5メートルなら6尺、2.5メートル〜3.5メートルは8尺を選びましょう。樹高がそれ以上になる場合は、専門業者への依頼も検討しましょう。
安全性が高いとはいえ、転倒や落下には十分注意が必要です。主な注意事項は以下の通りです。
⚫︎安定した地面に設置する
⚫︎天板には乗らない、またがらない
⚫︎アウトトリガーを確実に固定する
⚫︎体を大きく乗り出さない
⚫︎ヘルメットを着用する
⚫︎必要に応じ安全帯を使用する
そのほか、アウトトリガー付き脚立の注意事項や説明書をよく読んで、ルールを守って使用してください。
その他の便利道具

高枝切りバサミは高い位置の枝を切る際に便利で、細い枝であれば脚立を使わずに剪定できる場合もあります。熊手は剪定後に落ちた葉や枝を集めるときに役立ち、箕はちりとりの代わりとして集めた枝葉をまとめるのに便利です。
また、シュロ縄は切らない枝を一時的に束ねて作業しやすくする際に使います。さらに、剪定した枝葉をまとめて入れるためのフレコンバッグがあると、後片付けも効率よく行えます。


オガタマノキの剪定方法

汚れた不潔な道具ではオガタマノキが病気に感染する可能性が高まりますし、よく切れない剪定バサミでは切り口が荒くなり、回復が遅れてしまいます。
@清潔で鋭い道具を用意する
Aオガタマノキをよく観察し、イメージを固める
B枯れた枝、弱った枝、病気の枝などを取り除く
C徒長枝や忌み枝を切り落とす
D切り口に癒合剤などを塗布する
E取り除いた枝は焼却するなどして処分する
F使用した道具を消毒する
大きい切り口には癒合剤を塗布して病原菌が侵入するのを防ぐと同時に、回復を促しましょう。
取り除いた枝をそのままにしておくと、病原菌が蔓延したり害虫が残ったりするため、オガタマノキから離し、焼却するかゴミに出すなどして処分してください。
最後に、使用した道具は消毒しましょう。病原菌などが残っている可能性があるため、そのまま使用を続けるのは避けてください。
オガタマノキの剪定注意点
しかし、オガタマノキは成長すると15メートル〜20メートルになります。大きくなると高所作業が必要になり、素人では危険が伴います。
「危ないな」と感じたら、あまり無理をしないようにしましょう。思い切ってプロへの依頼を検討するのも一つの方法です。


造園業者・庭師にオガタマノキを剪定依頼するには

3メートルを超えるような場合は、安全面を考えても造園業者や庭師に依頼するのがおすすめです。
この章では、オガタマノキを自分で剪定するメリット・デメリットにくわえ、業者に依頼した際のメリットや依頼の仕方を解説します。
ご自身で剪定を行うメリット・デメリット
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オガタマノキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

剪定を依頼する業者としては、お庭の大将のような全国展開しているチェーン店も選択肢の一つです。公式サイトからお住まいの地域の店舗を検索でき、オンラインで見積もりを依頼することも可能です。
地元の庭師や造園業者に依頼する場合は、近所の人や知人が実際に利用したことのある業者の中から評判の良いところを選ぶと安心です。インターネットで探す際は、口コミやレビューなども参考にして業者を比較しましょう。
業者に剪定を依頼するまでの一般的な流れは次の通りです。
@問い合わせ・相談
業者に電話をするか、ウェブサイトの問い合わせフォームから剪定の相談を行います。剪定してほしい樹木の種類や高さ、本数などを伝えるとスムーズです。
A現地調査と見積もり
電話やオンラインだけで料金を提示する業者もありますが、正確な見積もりを出すためには現地調査が必要になることが多いです。業者と日程を調整し、実際に現地を確認してもらいましょう。現地調査や見積もりは無料で対応している業者も多くあります。
B業者の比較・依頼
できれば複数の業者から見積もりを取り、料金や対応を比較したうえで依頼先を決めるのがおすすめです。特に、作業前に全額前払いを求めない業者であれば、安心して依頼しやすいでしょう。
オガタマノキの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

専門知識や経験を持つ業者に任せることで、木の状態に合わせた適切な剪定が行われ、樹木の健康を保ちやすくなります。また、安全面や作業効率の面でも安心して任せられるのが大きな利点です。
ここでは、オガタマノキの剪定を造園業者や庭師に依頼するメリットについて解説します。
仕上がりに満足できる
自然樹形を大きく崩すような剪定はもったいないため、間引く枝を見極めることが必要です。
造園業者や庭師はオガタマノキの特性を熟知しており、適切な枝を選びます。そのため自然の美しさを保ったまま剪定できるでしょう。
オガタマノキにつきやすい病害虫にも詳しく、専門知識を持って罹患した枝や害虫を取り除き、また予防します。
美しい樹形を活かしたまま日当たり、風通しを改善し病害虫を予防や駆除、そしてオガタマノキの成長を促す剪定ができるのは、プロだからこそ。きっと仕上がりに満足できるでしょう。
また、オガタマノキは15メートル〜20メートルになる高木です。高所での作業が必要で、安全の確保が重要になります。脚立や高所作業車などが必要なことも。
プロは脚立や高所作業車などを使い、安全に配慮した作業を行ってくれます。転倒やケガの心配がないので、より満足度がアップするでしょう。
時間と労力を削減できる
仕事が忙しくてなかなか休みを取れない方や、貴重な休日を趣味や家族との時間に充てたいと考えている方は、無理に自分で作業をするよりも、専門の業者に剪定を依頼するのも一つの方法です。プロに任せることで、時間と労力をかけずに庭木をきれいに整えてもらうことができます。
剪定ゴミを処分してもらえる
一方、業者に剪定を依頼すれば、作業だけでなく剪定後に出た枝葉の回収や処分まで対応してもらえることが多く、手間をかけずに庭をきれいな状態に保つことができます。


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