【図解】伸びすぎた南天の剪定のやり方は?適切な時期や手入れの方法も紹介|【奈良】草刈り業者・庭木剪定・伐採・造園業者はお庭の大将でプロの手入れ掃除!

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【図解】伸びすぎた南天の剪定のやり方は?
適切な時期や手入れの方法も紹介
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庭に植えた南天が3mほどまで伸びて、赤い実が重そうに垂れ下がっていませんか。

背が高くなった株は、枝先を少し整えるだけではなかなか低くなりません。

実は、株元から幹を切り戻すコツさえつかめば、初心者でも落ち着いた姿に戻せます。

この記事では、伸びすぎた南天を根元から短くする手順や切る位置、実を守れる適期までをわかりやすくまとめました。

縦にひょろりと伸びた柊南天への対処もあわせて紹介します。

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伸びすぎた南天は「切り戻し剪定」で根元から短くする

高くなった南天を低くするには、枝先ではなく幹そのものに手を入れる必要があります。

株元から幹を短く落とす「切り戻し剪定」なら、伸びすぎた株でも一気に背を下げられます。

南天は再生力が高いため、太い幹を切っても枯れにくい庭木です。

3mを超えた南天も地際で仕立て直せる

南天はメギ科に属する常緑低木で、自然な環境下で育てた場合、その樹高はおよそ1〜3メートルにまで達します。

最大の特徴は、株元から細く繊細な幹が何本も立ち上がる「株立ち」と呼ばれる独特の樹形にあります。

年月を経て背丈が伸びすぎてしまった株であっても、立ち上がっている幹を一番下の節のすぐ上の位置で切り戻してやれば、地際付近から再びコンパクトな姿へと作り直すことが可能です。

樹木の上部だけを刈り込んで形を整えるやり方では、どうしても人工的な印象が強くなってしまいます。

一方、伸びすぎた幹を一本ずつ根元から抜き取るように剪定する方法であれば、南天本来の持つ自然で柔らかな雰囲気をそのまま損なわずに残しつつ、全体を低くまとめ上げることができるのです。

太い幹を切っても脇芽が出て枯れない

切り戻し剪定をためらう理由として、「太い幹を思いきって切ってしまうと枯れるのではないか」という不安の声がよく聞かれます。

しかし、南天は切断した断面からも新しい芽を勢いよく吹き出す、生命力の強い樹木です。

さらに地際から伸びてくる「ひこばえ」と呼ばれる根元の若芽を残しておけば、株は何度でも若返ります。

こうした旺盛な再生力があるため、南天の伸びすぎた株は立て直しやすいのです。

伸びすぎた南天の切る位置

南天をうまく小さくするコツは、「どの幹を、どの高さで切るか」を見極めることにあります。

背の高い古株を地際で抜き、低くて勢いのある幹を活かすのが基本の考え方です。

残す幹と落とす幹の目安を、まず表で確認しておきましょう。

幹・枝の種類 残す/切る 理由
背が高く伸びた古い幹 切る 株が高くなる原因のため地際で抜く
実がつかなくなった古株 切る 養分を使うわりに花や実が乏しい
低くて勢いのある若い幹 残す これから実や葉を充実させる主役
花芽・実のついた枝先 残す 落とすと翌シーズンの実が減る

背を下げる作業は「高い幹を抜き、低い幹を活かす」という入れ替えが軸になります。

花芽のついた枝先まで落とすと観賞価値が下がるため、ていねいに見分けてください。

背を低くしたいなら地際から間引く

南天の樹高が想定以上に高くなりすぎてしまったときは、背丈の低い幹だけを選んで残し、高く伸びすぎた幹を地際の位置でばっさりと間引いてしまうのが、最も効率の良い方法です。

枝先の部分を浅く刈り込むだけの処置では、しばらくするとすぐにまた勢いよく伸びてきてしまい、根本的な解決にはつながりません。

伸びすぎた幹を一本ずつ根元から抜き取るように切ることで、南天本来の株立ちらしい自然な趣をそのまま保ちながら、株全体の高さをしっかりと抑えることができるのです。

太い古株は一番下の節の上で切り戻す

南天をコンパクトに作り直していく際には、立ち上がっている幹を一番下の節のすぐ上の位置で切ることが大切です。

地際に近い節を残した状態で切ってやれば、その節の部分から新しい芽が勢いよく吹き出してきて、株全体が自然と更新されていきます。

仕上がりの高さについては、最終的に目指したい高さよりもやや低めを意識して設定しておくと、その後に新芽がのびのびと伸びてきた段階で、ちょうどよい理想的な姿に整ってくれます。

若くて勢いのある幹を残す

南天の幹を間引いていくときは、最終的に残す本数を5本から7本程度の奇数に揃えてやると、全体の見た目が自然な印象にまとまります。

残しておくべきなのは、まっすぐ素直に上へと伸びている、若くて勢いのある幹です。

間引きによって限られた本数の幹に養分が集中して送られるようになるため、翌年以降の花つきや実つきも安定して良くなり、毎年美しい姿を楽しめるようになります。

花芽がついた枝先を切ってはいけない

南天は初夏になると白く可憐な花を咲かせ、秋から冬の時期にかけて鮮やかな赤い実を実らせます。

花が咲き終わったあとに枝先を切り落としてしまうと、その年は実がつかなくなり、見た目にも寂しい印象の姿になってしまいがちです。

花や実の彩りを存分に楽しみたい場合は、枝先の部分はそのまま残しておき、不要になった古い株のほうから順に手をつけていくと、観賞価値を保ちながら整えることができます。

【図解】伸びすぎた南天の剪定手順

ここからは、伸びすぎた南天を切り戻す流れを4ステップで紹介します。

順番どおりに進めれば、初心者でも安全に仕立て直せます。

全体像を表でつかんでから、各工程に取りかかりましょう。


手順 作業内容 ねらい
@ 伸びすぎた幹を地際で切る 高さを一気に下げる
A 残す幹のバランスを整える 樹形に高低差をつける
B 枝先の混み合いを間引く 風通しと日当たりを確保
C 切り口を保護する 病気や乾燥から守る

4つの工程は「下げる→整える→すかす→守る」という流れで覚えると迷いません。

順番を入れ替えず、上から進めるのが失敗を防ぐコツです。

伸びすぎた幹を地際で切る

はじめはに、背の高い幹や古い幹を選び、一番下の節の上をめがけて切ります。

剪定ばさみでは歯が立たないため、太い幹にはノコギリを使いましょう。

根元から抜くように落とすと、株全体の高さがぐっと下がります。

残す幹のバランスを整える

幹を抜いたあとは、正面を決めてから全体の高低差を調整します。

手前を低く、奥を高くすると、奥行きのある自然な姿に仕上がります。

一歩離れて眺めながら、飛び出した枝を少しずつ詰めてください。

枝先の混み合った部分を間引く

残した幹の先で、葉が茂って重なり合う箇所を軽くすいておきます。

内側へ向かう枝や枯れ枝は、見つけしだい付け根から取り除きましょう。

込み合いを放置すると湿気がこもり、カイガラムシやすす病の原因になります。

できるだけ、湿気がこもらないように風通しを良くしましょう。

切り口を保護して仕上げる

太い幹を落とした切り口は、植物にとっての傷口にあたります。

南天のような樹木は動物のような免疫のしくみを持たないため、菌が入ると枯れ込む恐れがあります。

切り口が広い場合は、トップジンMペーストなどの癒合剤を薄く塗り、乾燥と雑菌の侵入を防いで仕上げてください。

南天の剪定におすすめの時期

南天は時期を誤ると、せっかくの花や実を失ってしまいます。

作業のしやすさと実の観賞を両立できるのは、株の動きがゆるやかな冬から早春です。

月ごとの向き不向きを、表で押さえておきましょう。


時期 向き不向き 理由
2〜3月(実の後・芽吹き前) 株が落ち着き、実も楽しんだあと
3〜4月 芽吹き前なら樹形を整えやすい
5〜6月(花期前後) 花芽を切ると実が減る
真夏(7〜8月) × 暑さで株が弱りやすい

表からわかるとおり、最も無難なのは赤い実が落ちたあとの2〜3月です。

一方、真夏の強剪定は株を傷めるため避けてください。

次から、より詳しく説明します。

基本は休眠期の冬から早春

思いきった強い切り戻しを行う場合は、株の活動が落ち着いている冬の休眠期を選んで作業すると安心して進められます。

南天においては2月から3月頃が適期とされており、新しい芽が吹き出す前のタイミングで整えてやることで、その後の生育もバランスよくまとまっていきます。

ただし、厳寒の真っただ中に作業するのは株への負担が大きいため避けて、寒さが少しゆるみ始める頃合いを見計らって行うと、失敗のリスクを減らせます。

実付き後の2〜3月が切り戻しに最適

南天は冬のあいだ赤い実を観賞できる、縁起のよい庭木です。

そのため、実を最後まで楽しんでから切るのが理にかなっています。

寒さという点だけではなく、鑑賞という点でも実が落ちる2〜4月が選定に適しているといえるのです。

真夏と花期前後の剪定は避ける

気温の高い真夏は、切ったダメージから回復しにくく株が弱りがちです。

また、花をつける5〜6月に手を入れると、実のなる枝まで落とす恐れがあります。

慣れないうちは花の咲く5〜6月前後を外し、実が落ちた後の時期を選びましょう。

剪定で失敗しないための注意点

南天の切り戻しで後悔しないために、おさえておきたいポイントが5つあります。


  • ●一度に全部の幹を切らない
  • ●切れ味の良いノコギリを使う
  • ●柊南天は枝分かれの上で切る
  • ●古い幹から優先して間引く
  • ●毎年軽い剪定を続ける

どれも難しい作業ではなく、ひと手間を惜しまないかどうかが仕上がりを左右します。

一度に全部の幹を切らない

すべての幹を地際の位置でばっさりと切り落とす強剪定も方法としては可能ですが、その後株がある程度の大きさまで育つまでには、おおよそ2年ほどの期間を要し、その間は花も実もつかない状態が続いてしまいます。

毎年のシーズンごとに南天の実を楽しみにしている方にとっては、この待ち時間がかなり大きな負担に感じられるでしょう。

実を絶やすことなく楽しみ続けたい場合には、古い幹のほうから数本ずつ少しずつ更新していくやり方が安全です。

切れ味の良いノコギリを使う

南天の太く育った幹を切る作業では、通常の剪定ばさみに加えて、専用のノコギリを使用します。

刃が鈍ってしまっている道具を使ってしまうと、切り口の断面が押しつぶされたような状態になり、傷口の治りが遅れてしまう原因になります。

さらに、使用する前にあらかじめ刃の部分を消毒液などでしっかりと拭いておくと、切り口から侵入する病害虫の感染リスクも未然に予防可能です。

柊南天は枝分かれの上で切る

柊南天(ヒイラギナンテン)は南天とは別種で、枝分かれしにくく上へ上へと伸びる性質があります。

放っておくと、棒のように間延びした頼りない姿になりがちです。

1〜2月ごろに昨年伸びた太い枝を葉の密集部の上で切ると、枝分かれが促されこんもり整います。

切る位置は、芽のある節のすぐ上を選ぶのがコツです。

古い幹から優先して間引く

前の冬の時期に実をつけた南天の幹は、その後2年から3年ほどの間は実がつかなくなります。

すでに役目を終えてしまった古い幹をそのままの状態で残しておくと、株全体としての実つきの量が次第に減ってしまいます。

実がなりにくくなった古株から先に間引くこと、実の量を維持しつつ剪定することが可能です。

毎年軽い剪定を行う

伸びすぎてから一気に切るより、毎年こまめに整えるほうが株への負担は軽くなります。

コンパクトに保ちたい場合は、混み合った幹や飛び出した枝を少しずつ抜いておきましょう。

日ごろの手入れが、結果として大がかりな作業を不要にしてくれます。

伸びすぎた南天の剪定でよくある質問

最後に、南天の剪定で寄せられやすい疑問をQ&A形式でまとめます。

作業前のチェックにお役立てください。
質問
南天の木が大きくなりすぎたらどうすればいいですか?
回答
低い幹だけを残し、高く伸びた幹を地際で間引くか、低い位置で切り戻してください。

南天は切り口からも芽を出すため、思いきって落としても株元から再生します。

地際付近で短く整えれば、低くまとまった姿に作り直せます。
質問
剪定で切ってはいけない枝は?
回答
花芽や実のついた枝先です。

花が終わったあとにこれらを落とすと、その年の実が大きく減ってしまいます。

観賞を重視するなら枝先を残し、古い幹や枯れ枝のほうから整理しましょう。
質問
南天の剪定に適した時期は冬ですか?
回答
はい、株の動きがゆるやかな冬から早春が向いています。

なかでも赤い実が落ちる2〜4月ごろが最適です。

一方、株が弱りやすい真夏は避けるのが無難といえます。

伸びすぎた南天の剪定ならお庭の大将にお任せください

太く育った南天の幹を切り戻す作業や、高所での剪定作業には、思わぬケガをしてしまうリスクや、大切に育ててきた株を枯らしてしまう可能性もどうしてもつきまとってしまいます。

「自分の手で切るのはやはり不安がある」「実つきの良さをきちんと保ったままで高さだけを低く抑えたい」とお考えの方は、ぜひ一度お庭の大将までお気軽にご相談ください。

経験豊富なスタッフが、剪定に適した時期や切るべき位置を的確に見極めたうえで、南天本来の持つ美しい姿へとていねいに仕立て直していきます。

お見積もりは無料で承っておりますので、まずはお問い合わせいただければ幸いです。

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