木の伐採を自分でやる方法と業者依頼の判断基準!費用・時期・手順を徹底解説!|【奈良】草刈り・剪定・伐採・造園はお庭の大将でプロの手入れ掃除!

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「庭の木を伐採したいけれど、どこから手をつければいいのか分からない…」
そんな悩みを抱えてはいませんか。

木の伐採は一度の判断ミスで事故や近隣トラブルにつながりやすく、素人では危険を見抜きづらい作業です。

木 伐採は 木のサイズ・場所・危険度によって最適な方法が異なります。

本記事では、自分で伐採できる木の条件、安全な作業手順、業者に依頼する場合の費用相場・伐採に適した時期など、正しい判断に必要な情報を解説します。

この記事を読むことで、初めての伐採で不安な方でも、迷わず行動に移せるようになるでしょう。

木の伐採とは?抜根との違いを理解しよう

庭木の手入れで、伐採と抜根の違いがよく分からず迷っていませんか。どちらの作業も木を処理する目的で行われますが、作業内容・費用・必要な道具・作業時間が大きく異なるため、誤って選んでしまうと余計なコストやリスクが発生します。

ここでは伐採の基本的な意味や作業工程・抜根との違い、それぞれを選ぶべきタイミングについて見ていきましょう。

伐採は木を根元から切り倒す作業

伐採とは、木を根元付近で切り倒す作業を指します。チェーンソーや、ノコギリを使い、幹の太さや高さに合わせて安全に木を切り落とすのが一般的。

切り倒した後には、切り株が残り、根っこ自体は地中のまま残ります。伐採は庭木だけでなく、街路樹・山林・店舗や建物周辺の危険木にも行われる重要な作業です。

伐採の特徴をまとめると以下の通りです。
項目 内容
作業内容 木を根元近くから切り倒す
道具 ノコギリ、チェーンソー、ロープ、保護具
残るもの
切り株・根っこ
作業時間 木の大きさにより30分〜半日
費用相場 庭木の伐採:5,000円〜50,000円(高さ・太さで変動)
リスク 倒れる方向の誤り、チェーンソー事故、周囲の破損
伐採では、受け口と呼ばれる切り込みを倒したい方向に入れ、追い口を反対側に入れて、木が想定した方向に倒れるよう調整します。

受け口の工程が不十分だと、木が違う方向へ倒れ、家屋・塀・車などを破損する可能性が。

さらに慣れない人がチェーンソーを使うのは非常に危険で、年間でも多くの事故が報告されています。作業中はゴーグル・耳栓・安全靴・グローブなど、十分な保護具が欠かせません。

また伐採は切って倒すだけのシンプルな作業と思われがちですが、実際には倒れた木の処分・搬出が大きな労力になります。

幹の太さが20cmを超える木は大変重く、一人で運ぶのが難しいでしょう。さらに枝葉の処分は自治体によって、ルールが異なるため注意が必要です。

多くの地域では、可燃ごみとして出せる量が限られているため、軽トラックで運ぶなど大掛かりになる場合があるでしょう。

業者に依頼するメリットは、作業の安全性が高いだけでなく、倒れた木の処分までまとめて依頼できる点です。

特に高さ5メートルを超える木や、家や電線が近い場所に植わっている木は、素人が伐採するには危険が伴うケースも。プロに任せるほうが結果的に安く済むケースも多いです。

抜根は根っこまで完全に取り除く作業

抜根(ばっこん)とは、伐採後に地中の「根っこ」まで完全に取り除く作業です。木の表面だけでなく、地中に残った根全体を掘り起こし、撤去するため、伐採より大幅に手間と費用がかかります。

特に幹が太い木や、長年植わっている庭木は根が深く伸びているため注意!地中で複雑に広がっているため、掘り起こす作業は専門的な技術を要します。

抜根の特徴は以下の通りです。


⚫︎地中の根っこを残さず取り除く
⚫︎重機(ユンボ)を使う場合がある
⚫︎根の処分費用が別途必要
⚫︎土地を更地にしたいときに最適
⚫︎シロアリ対策にもつながる
⚫︎作業難度は伐採より高い


抜根が必要になる最大の理由は、木の再生を防ぐためです。伐採後も根が残っていると、木は再び芽を出すことがあり、場合によっては数年後にまた伐採が必要になるケースがあります。

また根が残れば土壌内に空洞ができたり、シロアリの住処になる恐れもあるため、外構工事・駐車場造成・家の建て替えを予定している場合は抜根が必須です。

抜根作業では根の位置や太さ・周囲の構造物(ブロック塀・水道管・配線)を避けながら慎重に掘り進めます。

そのため作業には専門知識が必要で、根が深く広がっているケースでは小型の重機を使うのが一般的です。

特に高さ5m以上の庭木や、植えてから20年以上経っている木は、根が想像以上に強く張っているため、人力での抜根は非常に難しいでしょう。

費用相場としては、小さな庭木で5,000円〜10,000円、大きな木では30,000円〜100,000円と幅があります。

伐採と違い、根をすべて掘り起こすため時間もかかり、地中の石や障害物が見つかれば追加費用が必要になるケースも。

安全性・時間・コストの面から見ても、自分で抜根作業を行うのは現実的ではなく、業者への依頼がもっともスムーズかつ安全な方法となるでしょう。

それぞれどんな時に選ぶべきか

伐採と抜根は目的が異なるため、状況に応じて正しい方法を選ぶとよいでしょう。ここでは、どちらを選ぶべきか迷っている人向けに、具体的な判断基準を整理しました。

まず選ぶ基準としては、以下を参考にするとよいでしょう。
状況 適した作業
木を倒したいだけ 伐採
木が倒れそうで危険 伐採
根から完全に撤去したい 抜根
外構工事・駐車場造成をする 抜根
木の再生を防ぎたい 抜根
費用を抑えたい 伐採
大木で危険リスクが高い 業者依頼で伐採+必要に応じて抜根
伐採を選ぶべきケースは、木を倒したいだけや、日当たりを改善したいなど木を地上部から取り除けば問題が解決する状況です。

切り株が残っても支障がない場合は、伐採のみで十分対応できます。また費用を抑えたい場合も伐採が適しています。

一方で抜根が必要なのは、「庭を更地にしたい」「車を停めたい」「外構リフォームをする」「木が再生しては困る」といった、根っこまで取り除く必要があるケースです。

抜根をしないまま工事を進めると地中の根が邪魔になり、施工業者が困ため注意しましょう。

また根が残っていると地面が盛り上がったり、地盤が不安定になったりすることもあるため、長期的に見ても抜根は重要です。

さらに重要なのは、安全性です。特に高さ5〜10m以上の庭木は素人が扱うには危険が大きく、伐採方向の読み違いやチェーンソーの暴発で事故が発生しやすいため注意してください。

大木の処理や家・電線が近い場所の伐採は、必ず専門業者への依頼を検討すべきでしょう。専門業者ならロープワークや高所作業車を使い、安全に木を切り分けながら処理できます。

自分で伐採できる木とできない木の見分け方

庭木の伐採を考えるとき、「自分でできるのか」「業者に依頼すべきなのか」で迷っていませんか。

木の高さや幹の太さだけでなく、周辺環境の安全性・必要な道具・作業スペースなど複数の要素が関わるため、判断を誤ると大きな事故につながります。

安全に作業を進めるための基準が分かれば、無駄な出費やトラブルを避けられるでしょう。

高さ3m以下で直径20cm以下なら自分でも可能

木の伐採を自分で行える目安として、高さ3メートル以下・幹の直径20cm以下が一般的な基準になります。

このサイズなら、ノコギリや小型のチェーンソーが扱いやすく、倒れる際の危険性も比較的低いのが特徴。

初心者でも対応できるケースが多いです。ただし「可能=安全」というわけではなく、あくまで適切な準備と手順を踏めばという前提を忘れないようにしましょう。

自分で伐採できる木の条件は以下を目安にしてください。
条件 内容
高さ 3m以下
幹の太さ 20cm以下
枝の広がり
周囲に接触しない範囲
道具の準備 ノコギリ、チェーンソー、小型脚立
周辺環境 建物・電線・ガラスから離れている
作業人数 最低2名(サポート要員含む)
高さ3メートル以下の木は、倒れる際の勢いが比較的弱いため、方向をコントロールしやすくなります。

しかし伐採の基本である、受け口・追いの切り方を誤ると、倒れる方向がズレてしまい危険です。

幹の太さが20cmを超えると、チェーンソーの刃の長さが不足したり、切断時の振動が大きくなり、初心者では扱いが難しくなるでしょう。

さらに自分で伐採する場合は、安全装備が欠かせません。耐切創グローブや安全靴・フェイスガードなど、最低限の保護具を揃える必要があります。

また作業は一人で行うべきではなく、倒れる方向の監視やロープで木を引っ張る補助員が必要です。

自治体によっては伐採した木や枝葉をそのまま捨てられない場合があるため、処分方法を事前に確認することも大切です。

様々な点を踏まえると、小さな木であっても準備は意外と大変であり、無理に自力でやるより、業者に依頼したほうが結果的に早く、安全かつ安く済むケースも少なくありません。

これ以上大きい木は業者に依頼すべき理由

高さ3m以上、幹の太さ20cm以上の木は、素人が伐採するには非常に危険が伴います。木の重さは想像以上で、倒れ方が少しズレただけで塀やガラスを破損したり、最悪の場合は重大事故につながるケースも。

業者に依頼すべき理由は安全性・技術力・処分の利便性の3つが大きなポイントです。

業者に依頼すべき木の特徴は以下の通りです。


⚫︎高さ3m以上、幹が太い
⚫︎周囲に建物・車・電線がある
⚫︎枝が高所に広がっている
⚫︎ロープワークが必要な場面が多い
⚫︎木の傾きが強く倒れる方向が読めない
⚫︎チェーンソーでの切断が必要


木は高さが増すほど倒れる際の力が強くなり、コントロールできる範囲が急激に狭くなります。たとえば高さ5mの木は、直径20cm程度でも数百キロ単位の重量があり、倒れた際に壁やフェンスを破壊する可能性があります。

業者は部分伐採と呼ばれる技術を用い、上部から少しずつ切り落とし、ロープで丁寧に地面へ降ろすため、安全に作業できる点が特徴です。

また倒すスペースが十分に取れない住宅密集地では、高所作業車やクライミング技術(アーボリスト技術)が必要になります。主に専門資格を要する作業であり、一般の方が真似できるものではありません。

さらに伐採後の処分も大きな負担です。大木の幹は非常に重く、一般家庭の車では運搬できないケースが多いです。

業者ならその場で粉砕処理したり、トラックで持ち帰って処分してくれるため、手間と時間を大幅に省けるでしょう。

周辺環境もチェック!電線や建物が近くにある場合は要注意

伐採の難易度を左右するのは、木の大きさだけではありません。たとえ小さな木でも、電線や建物・ガラス窓・道路・隣家の敷地などが近くにあると、倒す方向が制限され、事故リスクが高まります。周辺環境のチェックは、木を切る前の最重要作業とも言えます。

周辺環境で注意すべきポイントは以下の通りです。
危険要素 リスク内容
電線 感電・停電・通信障害
建物 壁・窓の破損、修繕費の発生
隣家の敷地
トラブル・弁償問題
車・道路 交通事故や物損リスク
傾斜地 足場の不安定化
特に注意すべきなのが電線です。木が少し触れただけでも停電や通信トラブルにつながるケースがあり、場合によっては電力会社へ連絡が必要になる可能性もあります。

自力で伐採しようとして電線に木が倒れかかった場合、高額な賠償になる可能性もゼロではありません。

また住宅密集地では倒すスペースが極端に狭く、木を倒すという発想自体が間違いになります。プロの伐採業者は、木に登って枝を少しずつ切り落とし、ロープでゆっくりと地上に降ろす「吊り切り作業」を行います。

高度な技術があるからこそ、建物のすぐ隣でも安全に作業できるのです。

また風向きや地面の傾き、根の張り方によってもリスクは大きく変化します。すべてを素人が判断するのは難しく、判断ミスは重大事故につながる可能性が。

安全面・近隣トラブル・修繕費のリスクを考えると、周辺環境に不安がある場合は、迷わず業者に依頼するのがおすすめです。

自分で木を伐採する手順を解説

庭木を自分で伐採したいと思っても、正しい手順や道具がわからず不安になる人は多いでしょう。

木の伐採には危険が伴うため、流れを理解せずに作業すると事故につながる可能性が高くなります。ここでは初心者でも理解できるように「伐採作業の基本手順」を見ていきましょう。

必要な道具を揃える

木を安全に伐採するためには、切断のための道具だけでなく、自分の身を守る安全装備、作業をスムーズに進める補助道具など、複数のアイテムが必要です。

道具が不十分なまま作業すると、ケガのリスクが高まり、木が予期しない方向へ倒れてしまう可能性もあります。まずは、必ず揃えておきたい道具を整理してみましょう。

切断に使う道具はノコギリかチェーンソー

伐採の要となるのが、切断用の道具です。木の太さや種類に応じて、ノコギリかチェーンソーを使い分けます。

切断道具の比較は以下の通りです。
使用機材 追加費用の目安 使用目的
クレーン車 約10,000〜30,000円 高木・大木を吊り上げて安全に切断
高所作業車
約8,000〜20,000円 5m以上の伐採時に人が昇降して作業
チェーンソー・ウインチ 約3,000〜10,000円 幹を細かく切断、倒木の引き上げ
トラック・ユニック車 約5,000〜15,000円
切った木材の運搬・処分

抜根費用は幹の太さで変動する

幹の太さ(直径) 抜根費用の目安
備考
10cm未満 約3,000〜5,000円 小型の低木に多い
10〜20cm程度 約5,000〜10,000円
一般的な庭木サイズ
20〜30cm程度 約10,000〜20,000円 根の掘り起こしに重機が必要
30cm以上 約20,000〜50,000円 クレーン・重機必須のケース
トラックの種類 積載量の目安 処分費用の相場
軽トラック 約1〜2本分(低木程度) 約5,000〜10,000円
2トントラック 中木〜高木1〜2本分
約15,000〜30,000円
4トントラック 大木や大量の枝葉を運搬 約30,000〜50,000円

伐採費用を安く抑える5つの方法

伐採費用は、木の高さや作業環境によって変動しますが、実は工夫次第で数万円単位の節約が可能です。

特に相見積もりや、作業範囲の調整・補助金の活用などを組み合わせると、無理なくコストを抑えられます。特に以下の点に注目しましょう。


⚫︎最低3社から相見積もりを取る
⚫︎伐採のみで抜根を後回しにする
⚫︎自治体の補助金制度を活用する
⚫︎シルバー人材センターに相談する
⚫︎伐採した木を木材として買い取ってもらう


ここでは、実際に費用を安くするためにおすすめの方法を紹介します。

最低3社から相見積もりを取る

伐採費用を安く抑えるうえで、最も基本かつ効果的なのが相見積もりです。業者によって料金体系が異なるため、同じ条件でも2倍以上の差が出るケースも珍しくありません。

相見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。


⚫︎最低でも3社以上に依頼する
⚫︎作業内容を統一して依頼(伐採のみ・抜根含むなど)
⚫︎出張費や処分費の有無をチェック
⚫︎見積書の明細(人件費・重機費・処分費)を確認


相見積もりを取る際は、ただ金額だけでなく、サービス内容や対応の丁寧さも重視しましょう。特に伐採後の処分や整地まで含めると、安すぎる見積もりは後から追加費用が発生する場合もあります。

逆に、地元密着の個人業者は人件費を抑えやすく、スピーディーな対応が期待できるでしょう。

見積もり時には現地確認を依頼し、追加費用が発生しないよう事前に総額を確認しておくと安心です。

伐採のみで抜根を後回しにする

抜根作業は重機や人手を必要とするため、伐採費用の中でも高額になりやすい部分です。もし庭をそのまま使う予定がないといった場合は、抜根を後回しにして伐採のみに絞るとコストを大幅に抑えられます。

抜根を後回しにする場合の注意点は、切り株の状態です。切り口から新しい芽が出る「萌芽(ほうが)」を防ぐため、切り口に除草剤を塗布しておくのがおすすめです。

また根が浅い樹種(モミジ・ツバキなど)であれば自分でも抜根が可能。反対に、クスノキや松のように根が深い樹木は、プロに依頼したほうが安全です。

将来的に整地や建物の基礎工事を行う場合は、タイミングを見て抜根を依頼すると、重機費用の節約にもつながります。

自治体の補助金制度を活用する

意外と見落とされがちなのが、自治体の伐採補助金制度です。特に危険木の除去や、景観整備・災害予防などを目的とした伐採は、申請すれば一部費用が補助されるケースがあります。補助対象になりやすいケースは以下の通りです。


⚫︎倒木の恐れがある老木・枯木の撤去
⚫︎公道や隣家に倒れる危険がある木の伐採
⚫︎景観・防災目的での樹木整理
⚫︎台風や地震で倒壊した木の撤去


補助金を受けるには、伐採前に申請が必要な自治体が多く、作業後の申請では対象外となる場合があります。

申請には「現地写真」「見積書」「危険木の説明」などを提出するのが一般的です。また補助金を利用できる業者が決まっている場合もあるため、事前に役所へ確認しましょう。

補助制度をうまく活用すれば、自己負担を半額以下に抑えられるケースもあります。特に高木の伐採や大木の撤去など費用が高い場合は、まず自治体のホームページで制度を調べてみると良いでしょう。

シルバー人材センターに相談する

コストを抑えたい方には、シルバー人材センターの利用もおすすめです。各地域の高齢者が所属しており、剪定・軽伐採・草刈りなどを手頃な料金で依頼できます。
シルバー人材センターは安全第一で運営されているため、高所作業や重機を使う大木伐採には対応していません。ただし庭木や生垣などの軽作業なら十分依頼できます。

作業員の技術も高く、親切な対応でリピーターが多いのが特徴。費用は作業時間で決まるため、依頼内容を具体的に伝えるとスムーズです。繁忙期(春・秋)は予約が埋まりやすいため、早めの問い合わせをおすすめします。

伐採した木を木材として買い取ってもらう

伐採した木が希少樹種や家具材・薪材として利用できる場合、買取対象になるケースがあります。 これは処分費用がかかるどころか、逆に収入になるケースです。

買取対象になりやすい木の種類には以下があります。


⚫︎クヌギ・ナラ(薪材として人気)
⚫︎ケヤキ・サクラ(家具・看板材)
⚫︎ヒノキ・スギ(建材やDIY用)


また買取価格の目安は以下の通りです。
木の状態が良好で、長尺で切り出せる場合に限られますが、材木業者や薪販売業者に相談すると買取してもらえる可能性があります。

特に薪ストーブ文化がある地域では需要が高く、処分費用が無料になるケースも。ただし、腐食や虫食いのある木は買取対象外です。伐採前に業者へ再利用できる木かを確認しておくとよいでしょう。

伐採費用の計算方法と見積もりの見方

ここでは、費用の計算方法と見積もりの正しい見方を解説します。追加費用を防ぐためのポイントも押さえておきましょう。

木の高さ×工賃×リスク係数で計算される

伐採費用は、主に「木の高さ」「人件費(工賃)」「リスク係数(難易度)」によって計算されます。
業者によって細かな計算方法は異なりますが、一般的には以下のような式で見積もりが出されます。

伐採費用の基本計算式は、伐採費用 = 木の高さ × 作業工賃 × リスク係数で算出されるのが一般的です。
また高さ別の目安相場は以下の通りです。
木の高さ 費用相場(伐採のみ)
備考
3m未満(低木)
約3,000〜10,000円 脚立で作業可能
3〜5m(中木) 約10,000〜30,000円 高所作業あり
5〜10m(高木) 約30,000〜80,000円
クレーン車使用も
10m以上(大木) 約100,000円〜 重機・交通誘導員必須
「リスク係数」とは、作業の危険度や手間を数値化したものです。たとえば、電線が近くにある、隣家との距離が狭い・傾斜地で不安定などの条件がある場合が挙げられます。

作業の安全確保に時間と人員が必要となり、費用が上がります。反対に、トラックや重機が入りやすい開けた場所では、効率よく作業できるため費用を抑えられます。

また、伐採だけでなく抜根や処分・整地を含む場合、それぞれに追加費用が加わるため、見積もりを取る際は作業範囲を明確に伝えましょう。

見積もりに含まれる項目をチェック

見積書には、単に伐採一式と書かれている場合もありますが、どの項目にいくらかかっているのかを細かく確認しましょう。以下は、一般的な見積もりの内訳例です。
項目 内容 費用の目安
作業費 人件費・時間単価など 約5,000〜20,000円
重機費 クレーン車・高所作業車など 約10,000〜30,000円
処分費 切った枝・幹の運搬と廃棄
約5,000〜20,000円/人
抜根費 根を掘り出す作業
約10,000〜50,000円
安全対策費 ロープ作業・交通誘導員など 約5,000〜15,000円
見積書を受け取ったら、基本料金に含まれている範囲を必ず確認しましょう。中には、伐採作業だけを安く提示しておき、処分費や重機代を後から追加請求する業者もいます。

信頼できる業者は、作業前に「伐採のみ」「抜根あり」「処分込み」など、明確に範囲を示するのが一般的。また見積書には「作業日数」や「使用する重機の種類」なども記載されていると安心です。

不明点がある場合は遠慮せず質問し、納得できるまで内容を確認することで、トラブルを防げます。

追加費用が発生する条件を事前に確認

見積もり時は安くても、作業後に追加費用が発生してトラブルになるケースも少なくありません。追加費用の主な発生原因は、現場で予想外のリスクが見つかった場合です。

追加費用が発生しやすい条件として、主に以下が挙げられます。


⚫︎木が想定より太かった/腐食していた
⚫︎電線や建物に近く、安全対策が必要になった
⚫︎クレーン車や高所作業車が急遽必要になった
⚫︎地中に配管や石があり、抜根が困難だった
⚫︎木材や枝葉の量が多く、処分トラックを追加した


見積もりの段階では、作業現場を正確に把握できていないケースもあります。特に電話や写真だけの見積もりでは、現場確認後に追加費用が発生するケースも。可能であれば現地見積もり」を依頼することがベストです。

また信頼できる業者は追加費用が発生する条件を事前に説明してくれるため、トラブルを防ぎやすいです。

追加費用が発生した場合はいくらまで上限とするなど、契約前に取り決めておくと安心でしょう。

伐採の費用を抑えたいならお庭の大将にご相談ください

伐採は、安全性・技術・コストのバランスが求められる作業です。とはいえ、初めての方にとって業者選びや費用の比較は難しいもの。そんなときは、実績と信頼のある専門業者「お庭の大将」にご相談ください。

お庭の大将には、このような特徴があります。


⚫︎地域密着のため、中間マージンなしで低価格を実現
⚫︎伐採から抜根・処分までワンストップ対応
⚫︎見積もり・現地調査は完全無料
⚫︎国家資格を持つ造園技能士が在籍
⚫︎安全第一の作業で近隣トラブルも防止


「お庭の大将」は、地域の環境や気候を熟知したスタッフが在籍しており、庭木の種類や生育状況に合わせた最適な伐採プランを提案します。また見積もり後の追加費用が発生しにくい、明朗会計が強みです。

自治体補助金の申請サポートや、木材の処分・再利用相談にも対応しているため、「初めての伐採で不安」という方にも安心。

「どのくらい費用がかかるか知りたい」「相場より安く抑えたい」という方は、まず無料見積もりをご利用ください。経験豊富なスタッフが、丁寧にお話をお伺いします。

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