庭の笹を駆除する方法を徹底解説!
時期や頻度、根まで枯らす除草剤の使い方も紹介
時期や頻度、根まで枯らす除草剤の使い方も紹介

何度刈っても、また同じ場所から笹が伸びてくる。そんな悩みを抱えていませんか。
笹がしぶといのは、地中に張りめぐらされた地下茎に原因があります。地上部だけを刈り取っても、根が生き残っているかぎり笹は何度でも再生してしまいます。
確実に駆除するには「根まで枯らす」という視点が欠かせません。
この記事では、笹に強く効く除草剤の選び方や使い方、石灰や重曹を使った方法の実際の効果、駆除に最適な時期、再発を防ぐ対策まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
笹がしぶといのは、地中に張りめぐらされた地下茎に原因があります。地上部だけを刈り取っても、根が生き残っているかぎり笹は何度でも再生してしまいます。
確実に駆除するには「根まで枯らす」という視点が欠かせません。
この記事では、笹に強く効く除草剤の選び方や使い方、石灰や重曹を使った方法の実際の効果、駆除に最適な時期、再発を防ぐ対策まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
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庭の笹を駆除するなら「根まで枯らす」が鉄則
笹は地下茎で横へと広がり、地上部を刈り取っても養分を送り合って何度でも再生します。
確実に駆除する大前提は、地中の根である地下茎ごと弱らせて枯死させることです。
ここでは、刈り取りだけでは不十分な理由、根絶までにかかる期間、最適な時期、そして放置したときのリスクを順に整理していきます。
確実に駆除する大前提は、地中の根である地下茎ごと弱らせて枯死させることです。
ここでは、刈り取りだけでは不十分な理由、根絶までにかかる期間、最適な時期、そして放置したときのリスクを順に整理していきます。
地上部を刈るだけでは駆除にならない理由
しぶとくよみがえる一番の元凶は、土中を走る「地下茎」という地下の茎です。
笹はこの茎を介して隣の株と手をつないでおり、片方を切り取られても、つながった別の株から栄養が回ってきて息を吹き返します。
そのため、目に映る部分だけにハサミを入れても、おおもとを断つことにはならないのです。
見えている笹を刈り払ったところで、土の下にはかなりの広さで茎が居残っているおそれがあるわけです。
表面を刈るだけの場合と、地下の茎まで手を入れた場合とで、どう差が出るのかを下表に並べてみました。
刈り込みだけでは一時的に見栄えこそ整っても、地下の茎が残れば芽吹き返しは避けられません。
腰を据えて笹に向き合うなら、地下茎まで届く手段を選ぶべきでしょう。
笹はこの茎を介して隣の株と手をつないでおり、片方を切り取られても、つながった別の株から栄養が回ってきて息を吹き返します。
そのため、目に映る部分だけにハサミを入れても、おおもとを断つことにはならないのです。
見えている笹を刈り払ったところで、土の下にはかなりの広さで茎が居残っているおそれがあるわけです。
表面を刈るだけの場合と、地下の茎まで手を入れた場合とで、どう差が出るのかを下表に並べてみました。
| 対処の範囲 | 短期的な見た目 | 再生の有無 | 駆除の効果 |
|---|---|---|---|
| 表側の刈り込みだけ | 見た目は整う | すぐ生えて戻る | その場かぎり |
| 地下茎ごと枯らす/取り除く | 見た目は整う | 生え戻りにくい | おおもとから長続き |
刈り込みだけでは一時的に見栄えこそ整っても、地下の茎が残れば芽吹き返しは避けられません。
腰を据えて笹に向き合うなら、地下茎まで届く手段を選ぶべきでしょう。
根絶までにかかる期間の目安
笹を根こそぎ片づける手軽な方法は、残念ながら存在しません。
表側とそのすぐ下の茎を掘り出しても勢いが鈍る程度にとどまり、すっかり退治するには何年もかけて掘り起こしを根気よく重ねるしか方法がないからです。
笹の仲間が広がる勢いはあなどれません。
秋田県立大学の研究は、雪深いブナ林に育つチシマザサが地下茎を走らせ、数十メートル規模のクローンをつくり上げると伝えています。
出典:秋田県立大学 プレスリリース「森林でどのようにササが密生するか?」
https://www.akita-pu.ac.jp/oshirase/oshirase2017/1115
これは背の高い種の話ですが、庭先の小ぶりな笹も、地下の茎でつながって広がるという素性は同じです。
見た目はひと株でも、土の中では思いのほか遠くまで連なっていることがあります。
かかる年月は状況しだいで大きく上下しますが、目安の考え方として下の表を参考にしてください。
広く密に茂っているほど、片づけ切るまでの道のりは長くなります。
一回で決着をつけようと急がず、季節をまたいで気長に手を入れていく姿勢が肝心です。
表側とそのすぐ下の茎を掘り出しても勢いが鈍る程度にとどまり、すっかり退治するには何年もかけて掘り起こしを根気よく重ねるしか方法がないからです。
笹の仲間が広がる勢いはあなどれません。
秋田県立大学の研究は、雪深いブナ林に育つチシマザサが地下茎を走らせ、数十メートル規模のクローンをつくり上げると伝えています。
出典:秋田県立大学 プレスリリース「森林でどのようにササが密生するか?」
https://www.akita-pu.ac.jp/oshirase/oshirase2017/1115
これは背の高い種の話ですが、庭先の小ぶりな笹も、地下の茎でつながって広がるという素性は同じです。
見た目はひと株でも、土の中では思いのほか遠くまで連なっていることがあります。
かかる年月は状況しだいで大きく上下しますが、目安の考え方として下の表を参考にしてください。
| 笹の範囲・密度 | 主な対処法 | 根絶までの目安 |
|---|---|---|
| せまく、まばら | 掘り出し+薬剤 | 数か月〜1年ほど |
| そこそこの広さ | 薬剤の反復+掘り出し | 1〜数年 |
| 広く茂った笹やぶ | 薬剤と掘り出しを継続 | 数年超 |
広く密に茂っているほど、片づけ切るまでの道のりは長くなります。
一回で決着をつけようと急がず、季節をまたいで気長に手を入れていく姿勢が肝心です。
笹駆除に最適な時期
除草剤をまく時期の狙い目は、笹が養分を地下茎へ送り込む時期です。
笹は秋から冬にかけて、翌年のタケノコを出すための養分を地下に蓄えるからです。
この下向きの流れに乗せて散布すれば、薬剤が地下茎まで届きやすくなるため、除草剤メーカーも、生育が落ち着く秋(9〜11月頃)の散布をすすめています。
一方、春は養分がタケノコや新葉に使われる時期で、地上部に向かうため薬剤は地下茎まで届きにくくなります。
真冬は笹の活動が鈍り、効果が出るのが遅れたり、枯れるのが翌春になったりします。
時期ごとの特徴は次のとおりです。
笹に除草剤を使うなら、養分が地下茎へ向かう秋から初冬(およそ9〜11月)を狙うのが効率的です。
気温が下がりきる真冬は効果が遅れやすいため避け、地下茎が薬剤を取り込みやすい秋のうちに作業を計画しましょう。
笹は秋から冬にかけて、翌年のタケノコを出すための養分を地下に蓄えるからです。
この下向きの流れに乗せて散布すれば、薬剤が地下茎まで届きやすくなるため、除草剤メーカーも、生育が落ち着く秋(9〜11月頃)の散布をすすめています。
一方、春は養分がタケノコや新葉に使われる時期で、地上部に向かうため薬剤は地下茎まで届きにくくなります。
真冬は笹の活動が鈍り、効果が出るのが遅れたり、枯れるのが翌春になったりします。
時期ごとの特徴は次のとおりです。
| 時期 | 笹の状態 | 除草剤の効きやすさ |
|---|---|---|
| 春 | 養分が新しい稈・新葉に使われる | 効果はあるが地下茎に届きにくい |
| 夏 | 生育が最も旺盛 | 一定の効果あり |
| 秋〜初冬 | 翌年に備え地下茎へ養分を送る | 最も効果的 |
| 真冬 | 活動が鈍る(休眠期) | 効果が出にくい・遅い |
笹に除草剤を使うなら、養分が地下茎へ向かう秋から初冬(およそ9〜11月)を狙うのが効率的です。
気温が下がりきる真冬は効果が遅れやすいため避け、地下茎が薬剤を取り込みやすい秋のうちに作業を計画しましょう。
笹を放置したときのリスク
「この程度なら大丈夫」と放っておくと、笹は思った以上に広がってしまいます。
庭の笹を放置すると、地下茎が庭木や花壇に侵入し、他の植物の生長を邪魔します。
放置するリスクは以下の通りです。
放置してよいことはほとんどありません。気づいたときに早めに対処するのが、結果的に一番ラクです。
庭の笹を放置すると、地下茎が庭木や花壇に侵入し、他の植物の生長を邪魔します。
放置するリスクは以下の通りです。
- ●地下茎が庭中に広がり、駆除がさらに大変になる
- ●庭木や花壇など、他の植物の生長を妨げる
- ●隣の敷地まで侵入し、近隣トラブルの原因になる
- ●広がるほど、駆除の手間と費用が増える
放置してよいことはほとんどありません。気づいたときに早めに対処するのが、結果的に一番ラクです。
笹を根から枯らす駆除方法
笹を断ち切るには、地下茎まで効き目が及ぶやり方を選ぶことが欠かせません。
ここでは薬剤、石灰、重曹、くり返しの刈り込み、掘り出しという5つの手を取り上げ、それぞれの仕掛けと得手不得手、気をつけたい点をひもといていきます。
ここでは薬剤、石灰、重曹、くり返しの刈り込み、掘り出しという5つの手を取り上げ、それぞれの仕掛けと得手不得手、気をつけたい点をひもといていきます。
除草剤で根まで枯らす
笹退治に最も効果的なのが、グリホサート系の除草剤です。
グリホサートは葉や茎から吸収された後、植物内部を通って生長点や根、貯蔵器官まで運ばれ、アミノ酸の生成を妨げて株全体を枯らします。
この「根まで届く」働きが、地下茎で増える笹に最適な理由です。
地上部だけでなく地下茎まで処理できるため、根本から駆除したいときに向いています。
散布前に笹を刈ってしまうと効果が出ないため、葉を残したまま薬剤をかけることが重要です。
また、グリホサート系は非選択性で、かかった植物はすべて枯れるため、近くの庭木や花にかからないよう注意しましょう。
グリホサートは葉や茎から吸収された後、植物内部を通って生長点や根、貯蔵器官まで運ばれ、アミノ酸の生成を妨げて株全体を枯らします。
この「根まで届く」働きが、地下茎で増える笹に最適な理由です。
地上部だけでなく地下茎まで処理できるため、根本から駆除したいときに向いています。
散布前に笹を刈ってしまうと効果が出ないため、葉を残したまま薬剤をかけることが重要です。
また、グリホサート系は非選択性で、かかった植物はすべて枯れるため、近くの庭木や花にかからないよう注意しましょう。
石灰を撒いて土壌から弱らせる
「石灰をまけば笹が枯れる」と聞いたことがあるかもしれません。
ただしこれは、石灰自体に強い除草効果があるわけではなく、土の性質を変えて笹が育ちにくい環境にするという考え方です。
雨の多い日本の土は酸性に傾きやすく、多くの雑草は酸性の土を好みます。
そこに石灰をまくと土が中和され、量によっては中性〜アルカリ性に変わるため、酸性を好む草が育ちにくくなるのです。
ただし注意点もあります。
石灰は土の酸度(pH)を調整する資材にすぎず、アルカリ性に傾けば今度は別の雑草が生えてくる可能性があるからです。
石灰だけで笹が確実に枯れるわけではなく、あくまで補助的な手段と考えましょう。
ただしこれは、石灰自体に強い除草効果があるわけではなく、土の性質を変えて笹が育ちにくい環境にするという考え方です。
雨の多い日本の土は酸性に傾きやすく、多くの雑草は酸性の土を好みます。
そこに石灰をまくと土が中和され、量によっては中性〜アルカリ性に変わるため、酸性を好む草が育ちにくくなるのです。
ただし注意点もあります。
石灰は土の酸度(pH)を調整する資材にすぎず、アルカリ性に傾けば今度は別の雑草が生えてくる可能性があるからです。
石灰だけで笹が確実に枯れるわけではなく、あくまで補助的な手段と考えましょう。
重曹で手軽に枯らす
重曹は台所にある身近な素材で、手軽に使える点が魅力です。
重曹には弱いながらも除草効果があり、傷をつけた草に重曹を溶かした水を染み込ませると雑草を枯らさせることができます。
しかし、笹の場合は効果が限られます。
笹は地下茎を広く深く張って増える植物で、地下茎が生きているかぎり何度でも再生します。
重曹をかけても地上部を傷める程度で、深い地下茎まで枯らすのは難しいのが実情です。
そのため重曹は、狭い範囲の若芽に対する応急処置として使うのが現実的です。
本格的に根絶を目指すなら、除草剤の散布や地下茎の掘り出しと組み合わせる必要があります。
重曹には弱いながらも除草効果があり、傷をつけた草に重曹を溶かした水を染み込ませると雑草を枯らさせることができます。
しかし、笹の場合は効果が限られます。
笹は地下茎を広く深く張って増える植物で、地下茎が生きているかぎり何度でも再生します。
重曹をかけても地上部を傷める程度で、深い地下茎まで枯らすのは難しいのが実情です。
そのため重曹は、狭い範囲の若芽に対する応急処置として使うのが現実的です。
本格的に根絶を目指すなら、除草剤の散布や地下茎の掘り出しと組み合わせる必要があります。
刈り取りを繰り返して衰弱させる
「薬剤は使いたくない」という方には、刈り込みを繰り返して笹を弱らせる方法があります。
植物は葉で光合成をして養分を地下茎にためますが、葉や茎をそのつど刈り続ければ、養分をためられず地下茎が次第に弱っていきます。
ただし、一度や二度では効果は出ないため、笹を枯らすためには何度も刈り続ける必要があります。
刈り込みで進める際のポイントは次のとおりです。
刈り込みは薬剤を使わない安心感がある一方、時間と手間がかかります。
粘り強く続けられるかどうかが、成否を分ける境目になります。
植物は葉で光合成をして養分を地下茎にためますが、葉や茎をそのつど刈り続ければ、養分をためられず地下茎が次第に弱っていきます。
ただし、一度や二度では効果は出ないため、笹を枯らすためには何度も刈り続ける必要があります。
刈り込みで進める際のポイントは次のとおりです。
- ●若芽が伸びたらすぐに刈り、葉を茂らせない
- ●生育が盛んな春〜秋は刈る回数を増やす
- ●刈った笹は茎の切れ端も残さず処分する
- ●数か月〜数年がかりで続ける覚悟を持つ
刈り込みは薬剤を使わない安心感がある一方、時間と手間がかかります。
粘り強く続けられるかどうかが、成否を分ける境目になります。
根を掘り起こして物理的に除去
地下茎を丸ごと掘り出してしまうやり方は、確かさという点ではきわめて優秀です。
薬に頼らず笹を取り除けるので、家庭菜園のそばなど、薬剤を使いたくない場所にも適しています。
しかし、いざ手を動かすとそう甘くはありません。
笹の地下茎は幾重にも重なって深くまで潜り込み、横方向にも遠くまで張り出しているからです。
掘り出しで片づける場合の利点と気をつけたい点を、下表に整理しました。
せまい範囲なら頼れる一方、広く茂った笹やぶでは、薬剤との合わせ技や専門業者への依頼も視野に入れたいところです。
薬に頼らず笹を取り除けるので、家庭菜園のそばなど、薬剤を使いたくない場所にも適しています。
しかし、いざ手を動かすとそう甘くはありません。
笹の地下茎は幾重にも重なって深くまで潜り込み、横方向にも遠くまで張り出しているからです。
掘り出しで片づける場合の利点と気をつけたい点を、下表に整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 薬に頼らない/確かさが高い |
| デメリット | 重労働で時間を要する/一度では取り切れない |
| 向いている場所 | せまい面/薬を使いたくない場所 |
| 成功のコツ | 茎を残さず、掘り出しをくり返す |
せまい範囲なら頼れる一方、広く茂った笹やぶでは、薬剤との合わせ技や専門業者への依頼も視野に入れたいところです。
笹に強く効くおすすめ除草剤
笹に効く薬剤は、効き方によっていくつかの系統に分かれます。
はじめに、3系統それぞれの持ち味を下表でざっとつかんでおきましょう。
各タイプを、ここから順に掘り下げていきます。
はじめに、3系統それぞれの持ち味を下表でざっとつかんでおきましょう。
| タイプ | 作用の仕方 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| 液体タイプ | 葉から吸わせ根へ届かせる | 伸びた笹を根ごと始末 |
| 粒剤タイプ | 土へまいて茎にしみ込ませる | 発生を抑制/やや広い面 |
| 注入・塗布タイプ | 葉や切り口へじかに塗布 | まわりの草木を残したいとき |
各タイプを、ここから順に掘り下げていきます。
笹に強く効くおすすめ除草剤
液体タイプの代表的な選択その一つが、グリホサート系の茎葉処理剤です。
このタイプは葉や茎から吸われて根の先まで運ばれる性質があり、もう伸びてしまった笹を地下茎ごと始末したいときに向いています。
笹の葉は表面がつるりとしていて薬液が転がり落ちてしまうため、ジョウロでかけるよりも噴霧器で吹きつけたほうが、液が葉面にとどまって効きやすくなります。
葉のすみずみまで液を行き渡らせることが、効き目を引き出すコツです。
このタイプは葉や茎から吸われて根の先まで運ばれる性質があり、もう伸びてしまった笹を地下茎ごと始末したいときに向いています。
笹の葉は表面がつるりとしていて薬液が転がり落ちてしまうため、ジョウロでかけるよりも噴霧器で吹きつけたほうが、液が葉面にとどまって効きやすくなります。
葉のすみずみまで液を行き渡らせることが、効き目を引き出すコツです。
土に撒いて発生を防ぐ粒剤タイプ
粒剤タイプは、土の上にまいて成分を地下茎へしみ込ませる土壌処理型の薬剤です。
塩素酸系の薬剤は地面に散布することで根や茎まで染み渡り、竹や笹をまるごと枯らす働きがあるとされています。
この系統は、地面へ均一にまくだけで済むので、さほど手間をかけずに使えるのが強みであり、春から秋の生育期に散布すると、太い竹から細い笹まで幅広く効果を発揮します。
広い範囲を一気に処理したいときに重宝しますが、可燃物との接触を避ける、農耕地では使わないなど、取扱いには注意が必要です。
塩素酸系の薬剤は地面に散布することで根や茎まで染み渡り、竹や笹をまるごと枯らす働きがあるとされています。
この系統は、地面へ均一にまくだけで済むので、さほど手間をかけずに使えるのが強みであり、春から秋の生育期に散布すると、太い竹から細い笹まで幅広く効果を発揮します。
広い範囲を一気に処理したいときに重宝しますが、可燃物との接触を避ける、農耕地では使わないなど、取扱いには注意が必要です。
周囲の庭木を守る注入・塗布タイプ
始末したい笹のすぐ隣に、残したい庭木や花がある——そんな場面で頼りになるのが、薬剤を直に塗りつけるやり方です。
やり方は、笹を地際で刈り取り、その切り口へ刷毛で薬剤を塗るだけ。
切断直後に塗ると、薬剤が地下茎まで運ばれやすくなります。 注入・塗布タイプのポイントは次のとおりです。
ひと手間は増えますが、大切な草木を守りつつ笹だけを狙い撃ちできる利点があります。
やり方は、笹を地際で刈り取り、その切り口へ刷毛で薬剤を塗るだけ。
切断直後に塗ると、薬剤が地下茎まで運ばれやすくなります。 注入・塗布タイプのポイントは次のとおりです。
- ●飛び散りを抑えたいときに有効
- ●刈り取った切り口へ、刷毛で速やかに塗る
- ●残したい草木が同居する庭にうってつけ
- ●数か月〜数年がかりで続ける覚悟を持つ
ひと手間は増えますが、大切な草木を守りつつ笹だけを狙い撃ちできる利点があります。
笹を自分で駆除するときに必要な道具
笹を取り除く作業の二本柱は、地下茎の掘り出しと薬剤の散布です。
それぞれに合った道具をそろえておくと、はかどり方も安全性もぐっと変わってきます。
ここでは、掘り起こし用の道具、笹を切る刃物、散布のための噴霧器、刈った笹をしまう袋という4つを取り上げます。
それぞれに合った道具をそろえておくと、はかどり方も安全性もぐっと変わってきます。
ここでは、掘り起こし用の道具、笹を切る刃物、散布のための噴霧器、刈った笹をしまう袋という4つを取り上げます。
根の掘り起こし用ツルハシ・くわ
笹の地下茎は浅い層を横へ長く這わせているので、掘り出しにはツルハシやくわといった、土を掘り起こせる丈夫な道具が頼りになります。
笹の茎は深い層まで折り重なって張っていることもあり、華奢な道具では歯が立たない場面も珍しくありません。
茎が深くからみ合っている所では掘り出しが手こずるので、力をこめて土を返せる頑丈な道具を用意しておくと、作業の進みが違ってきます。
笹の茎は深い層まで折り重なって張っていることもあり、華奢な道具では歯が立たない場面も珍しくありません。
茎が深くからみ合っている所では掘り出しが手こずるので、力をこめて土を返せる頑丈な道具を用意しておくと、作業の進みが違ってきます。
笹竹を切るノコギリ・剪定バサミ
表に出た稈(かん)や茎を切るには、ノコギリや剪定バサミの出番です。
太い笹竹にはノコギリ、細い茎には剪定バサミと、太さに応じて持ち替えると効率よく進みます。
なまった刃は切り口を押しつぶしてしまうので、よく切れる道具をそろえておきましょう。
ちなみに、切り口に薬剤を塗って枯らす段取りでいくなら、刃の入れ方も変わってきます。
葉や茎をすべて刈り取ってしまうより、葉を残したまま薬剤を吸収させたほうが効果が高い場合もあるため、刈り込み主体でいくか薬剤主体でいくかによって、刃物の使い方を考えるとよいでしょう。
太い笹竹にはノコギリ、細い茎には剪定バサミと、太さに応じて持ち替えると効率よく進みます。
なまった刃は切り口を押しつぶしてしまうので、よく切れる道具をそろえておきましょう。
ちなみに、切り口に薬剤を塗って枯らす段取りでいくなら、刃の入れ方も変わってきます。
葉や茎をすべて刈り取ってしまうより、葉を残したまま薬剤を吸収させたほうが効果が高い場合もあるため、刈り込み主体でいくか薬剤主体でいくかによって、刃物の使い方を考えるとよいでしょう。
除草剤散布用の噴霧器
液体の薬剤を使うつもりなら、噴霧器を用意しましょう。
すでに触れたように笹の葉は表面のワックス質で薬液をはじきやすいため、展着剤を混ぜて葉面に付着しやすくするのがおすすめです。
散布範囲に応じて、広い場所には背負式や蓄圧式、せまい場所には手軽なハンドスプレーと選び分けるとよいでしょう。
なお、住宅地や近くに農地があるなら、薬剤の飛散(ドリフト)に十分気を配らなければなりません。
風の弱い日を選び、ノズルを対象に近づけて低圧で散布するのが基本です。
範囲が限られているなら、筆やスポンジで切り株に直接塗る方法(塗布法)も飛散がなく安全です。
あたりの環境を見ながら、まく道具とやり方を選びましょう。
すでに触れたように笹の葉は表面のワックス質で薬液をはじきやすいため、展着剤を混ぜて葉面に付着しやすくするのがおすすめです。
散布範囲に応じて、広い場所には背負式や蓄圧式、せまい場所には手軽なハンドスプレーと選び分けるとよいでしょう。
なお、住宅地や近くに農地があるなら、薬剤の飛散(ドリフト)に十分気を配らなければなりません。
風の弱い日を選び、ノズルを対象に近づけて低圧で散布するのが基本です。
範囲が限られているなら、筆やスポンジで切り株に直接塗る方法(塗布法)も飛散がなく安全です。
あたりの環境を見ながら、まく道具とやり方を選びましょう。
刈った笹の処理用の袋
つい忘れがちなのが、刈った笹を入れる袋の手配です。
笹は地下茎や節のついた茎片からも再生するので、刈った笹や掘り上げた地下茎をその場に置きっぱなしにせず、すぐ袋へまとめられるようにしておくと後片づけが楽になります。
袋はとがった切り口や太い稈で破れないよう、厚手で丈夫なものを選ぶと安心です。
自治体ごとに出せる袋の種類、分別の方法、長さや束ね方の決まりが異なることもあるので、取りかかる前に確かめておきましょう。
笹は地下茎や節のついた茎片からも再生するので、刈った笹や掘り上げた地下茎をその場に置きっぱなしにせず、すぐ袋へまとめられるようにしておくと後片づけが楽になります。
袋はとがった切り口や太い稈で破れないよう、厚手で丈夫なものを選ぶと安心です。
自治体ごとに出せる袋の種類、分別の方法、長さや束ね方の決まりが異なることもあるので、取りかかる前に確かめておきましょう。
笹を駆除した後に再発させないための対策
笹はいったん片づけても、取り残した地下茎やお隣から伸びてくる根のせいで再び生えてきやすい植物です。
再発を抑えるには、茎を物理的にせき止める、隣地からの侵入に手を打つ、生えにくい土に整える、といった息の長い備えが欠かせません。
再発を抑えるには、茎を物理的にせき止める、隣地からの侵入に手を打つ、生えにくい土に整える、といった息の長い備えが欠かせません。
防草シートで地下茎を遮断
ぶり返し対策の定番が、防草シートです。
防草シートは日ざしをさえぎって雑草の光合成を阻み、育ちを抑える資材であり、地面を覆って光を断つことで、笹の表側の伸びを押さえます。
ただし、地下茎で広がるタイプの植物には用心が要ります。
地下茎でつながった植物は、シート外の地上部で光合成を行い、その養分を地下茎を通じてシート下にも送るため、地中で伸び続けてしまう ことがあるからです。
そこで活用したいのが防根シート(ルートバリア)です。
防根シートは竹や笹の地下茎の進路を物理的にさえぎり、決められた区画の外へ広がらないように方向をそらすために使われます。
ただし、笹や竹の地下茎は強靭なので、厚手で耐貫通性の高い専用品を選び、地下50〜70cm程度の深さまでしっかり埋め込むことが大切です。
地表を覆う防草シートと、地中で根をさえぎる防根シートを組み合わせれば、より確実な抑制効果が見込めます。
防草シートは日ざしをさえぎって雑草の光合成を阻み、育ちを抑える資材であり、地面を覆って光を断つことで、笹の表側の伸びを押さえます。
ただし、地下茎で広がるタイプの植物には用心が要ります。
地下茎でつながった植物は、シート外の地上部で光合成を行い、その養分を地下茎を通じてシート下にも送るため、地中で伸び続けてしまう ことがあるからです。
そこで活用したいのが防根シート(ルートバリア)です。
防根シートは竹や笹の地下茎の進路を物理的にさえぎり、決められた区画の外へ広がらないように方向をそらすために使われます。
ただし、笹や竹の地下茎は強靭なので、厚手で耐貫通性の高い専用品を選び、地下50〜70cm程度の深さまでしっかり埋め込むことが大切です。
地表を覆う防草シートと、地中で根をさえぎる防根シートを組み合わせれば、より確実な抑制効果が見込めます。
隣地から伸びてくる根への対処
自分の庭の笹を片づけても、お隣の敷地から地下茎が伸びてくれば再発は止められません。
これまで見てきたように笹の地下茎は数メートル先まで届くので、隣地の笹が境界を越えて庭へ入り込むことは十分にありえます。
こうしたときに役立つのが、先ほど挙げた防根シートを境目に立てる方法です。
敷地の境界線に沿ってシートを地中へ埋め込めば、隣から伸びてくる地下茎の行く手を断ち、庭への進入を物理的に止められます。
十分な深さまで埋めることが、効き目を出すうえでの肝心な点です。
ただし、お隣の笹に手を出すのは揉めごとの種になりやすいため、まずは自分の敷地内でできることから着手するのが基本です。
これまで見てきたように笹の地下茎は数メートル先まで届くので、隣地の笹が境界を越えて庭へ入り込むことは十分にありえます。
こうしたときに役立つのが、先ほど挙げた防根シートを境目に立てる方法です。
敷地の境界線に沿ってシートを地中へ埋め込めば、隣から伸びてくる地下茎の行く手を断ち、庭への進入を物理的に止められます。
十分な深さまで埋めることが、効き目を出すうえでの肝心な点です。
ただし、お隣の笹に手を出すのは揉めごとの種になりやすいため、まずは自分の敷地内でできることから着手するのが基本です。
土壌改良で生えにくい環境にする
笹が居つきにくい土に整えることも、再発防止に役立ちます。
笹の仲間の地下茎は水もちのよい土を好む傾向があるため、水はけを改善すれば、笹にとって居心地の悪い土地にできます。
さらに、石灰などで土のpHをアルカリ寄りへ傾けておけば、笹などの酸性を好む植物が根づきにくい場所をつくれます。
ただし先に触れたように、これは笹を直接枯らす手ではなく、あくまで生えにくい下地づくりという位置づけです。
土づくりと防草・防根シートを組み合わせておけば、笹がふたたび広がりにくい庭を保ちやすくなります。
笹の仲間の地下茎は水もちのよい土を好む傾向があるため、水はけを改善すれば、笹にとって居心地の悪い土地にできます。
さらに、石灰などで土のpHをアルカリ寄りへ傾けておけば、笹などの酸性を好む植物が根づきにくい場所をつくれます。
ただし先に触れたように、これは笹を直接枯らす手ではなく、あくまで生えにくい下地づくりという位置づけです。
土づくりと防草・防根シートを組み合わせておけば、笹がふたたび広がりにくい庭を保ちやすくなります。
笹の駆除でよくある質問
笹退治を進めていくと、種類ごとの違いや刈った笹の扱い、自力で対応できる線引きなど、迷いどころが出てきます。
ここでは特に問い合わせの多い3点について、植物の性質や処理の考え方をふまえて整理します。
ここでは特に問い合わせの多い3点について、植物の性質や処理の考え方をふまえて整理します。
熊笹と普通の笹で駆除方法は違いますか? |
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基本的な考え方は同じです。 笹はイネ科の多年草で、熊笹(クマザサ)を含め、笹の仲間はどれも地下茎で増えるという点で共通しています。 種類によって稈の太さや茂り具合に差はありますが、「地下茎ごと枯らす、または掘り取る」という駆除の筋道は変わりません。 この記事で紹介した薬剤や掘り出しのやり方は、熊笹にもそのまま当てはめられます。 種類別に特別な方法を覚える必要はなく、「地下茎まで効かせる」という原則さえ押さえておけば十分です。 |
刈った笹はどう処理すればいいですか? |
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刈った笹は、袋へまとめて取りこぼしなく処分してください。 笹は茎の切れ端からでも芽吹くほど旺盛なので、切ったものを庭に放っておくと、そこからまた根を張りかねません。 茎が残れば笹は復活してしまうからです。 とりわけ気をつけたいのが、掘り上げた地下茎です。 地上の葉や茎だけでなく、掘り出した地下茎の切れ端も庭に残さないよう、ひとまとめにして捨てましょう。 出すときは、お住まいの地域の決まり(燃えるごみか、剪定枝の回収かなど)に従ってください。 |
広い範囲の笹薮を駆除するのは自分でできますか? |
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せまい範囲なら個人でも何とかなりますが、広く茂った笹やぶの退治はそう簡単ではありません。 笹を根こそぎにするには何年もかけて掘り出しをくり返す必要があり、茎が深く重なる所では作業が難航します。 範囲が広いほど手間も時間もふくらみ、途中で投げ出してしまう例も少なくありません。 広い笹やぶを確実に片づけたいなら、無理をせず専門業者に頼むことを検討するのが現実的です。 自分の手に負える範囲と、プロに委ねるべき範囲を見極めることが、結局は手間も出費も抑えることにつながります。 |
庭の笹駆除ならお庭の大将にお任せください
ここまで見てきたように、笹の退治では地下茎まで効かせることが欠かせず、すっかり根絶するには手間も時間もかかります。
薬剤の選び方や使いどころ、地下茎の掘り出し、ぶり返しを防ぐ備えなど、専門の目が要る場面も少なくありません。
「自分でやってみたのに、また生えてくる」「広い笹やぶをもてあましている」「大切な庭木は傷つけず、笹だけをなんとかしたい」。
そんなお困りごとがあれば、どうぞお庭の大将にお声がけください。笹の様子や庭の条件に合わせて、いちばん合ったやり方をご提案します。
しつこい笹に振り回される毎日から抜け出して、すっきりと片づいた庭を取り戻しましょう。
まずは気軽にお問い合わせください。
薬剤の選び方や使いどころ、地下茎の掘り出し、ぶり返しを防ぐ備えなど、専門の目が要る場面も少なくありません。
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お庭の大将は庭手入れの全国チェーン店!
お庭の大将は北は北海道から南は沖縄まで全国展開している草刈り・庭木剪定・伐採業者です。ここも大丈夫?とお悩みの方もお気軽に下記都道府県ページ・もしくはお電話からお問合せください。










